色の設定を書き換える |
L2のパーツアセンブラでは、パーツ毎に55色の色が設定できるようになっています。しかし、55色では欲しい色がないということもあるでしょう。そこで、システムの一部を書き換えて、この色を変更する方法を紹介しましょう。
色に関する情報は、L2をインストールしたフォルダからたどって「COMMON\ATR\ATR.INI」という設定ファイルに記述されています。そこで、このファイルをエディタやメモ帳に読み込みます。
すると、数行目が
Color1=C1,White, 1.00,1.00,1.00
となっており、
Color55=C22,Very Dark Vermilion, 0.47,0.21,0.16
までの55行が各色の設定です。
例えば、
Color1=C1,White, 1.00,1.00,1.00
という行は、“1番目の色は、内部的には「C1」と呼ぶが、画面上には「White」と表示され、そのRGB値は 1.00,1.00,1.00である”という意味です。
ですから、色の名前やRGB値を書き換えてしまえば、まったく違う色に設定することができるわけです。
RGB値は、各色0〜1.0で設定します。自分の欲しい色のRGB値は、ペイントブラシ等の値を元に、計算してください。
なお、他の人とデータをやり取りする場合、変更・追加した色を使用していると、正しく表示されなくなります。
さらに、誤って書き換えると、L2が動作しなくなる危険があります。必ず、書き換える前の「ATR.INI」のバックアップを取っておきましょう。
ということで、エディタ等の使い方がわからない方、コンピュータの知識が十分でない方はやめておいた方がよいでしょう。