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とっても退屈していたという。
ぼくは、9時に起きた。
「川縁を散歩しよう」という提案で
用意する。と、なりたさんも起きる。
ちょっと、アニマス話。わたなべさんも起きてくる。
顔洗って、歯磨いて、4人でお散歩に。
でっかいでっかい河。
しばらく歩くと、河の真ん中ににお寺がある。
そこに掛かった高い石橋で渡る。
かっこいい。なんか舞台のよう。
「ここには龍神伝説があるんですよ。」
わたなべさんが、その持ち前のいい声で言うと
なにか幻想的な色合いを帯びる。
やがて、ちょっと雨がぱらついてきたので
わたなべさんちに戻る。
バーベキューの買い出しに行く。
車で近くのスーパーに。
メッチャ安い。イズミヤより安い。
おみやげとして、
名古屋名物みそ煮込みうどん5個パックを買う。
なりたさんと清家さんを見失う。
わたなべさんとぼくとでベソかきながら、迷子になる。
「おかーさーん」
なんとか、発見。合流。
なりたさんが今、持ってきている炭では足りないかも知れないと言うことで、
新しく炭を買って、わたなべさんちに戻る。
わたなべさんちのガレージの出入り口でバーベキュー開始。
なりたさんが炭火焼き用コンロに、持ってきていた炭を入れ、
バーナーで手際よく炭に火を付ける。
最初は湿気てたので、煙がすごかったが、すぐ火力が大きくなる。
なりたさんは、熟練しているようだ。
かっちょいい。
ぼくは、炭火を見るのも、バーベキューするのも
初めてだ。かっちょ悪い。
肉を焼く。がんがん。ビールもガンガン飲む。
手羽先を焼くがちょっと火が通らない。
なりたさんの用意した「みそ豚もやしのホイル煮込み」ができる。
うまい。彫金で指輪とかも作ってたし。やっぱ、かっちょいい。
途中、犬が乱入。肉は喰うが、おにぎりは喰わない。ぜいたく犬。
でも、かなりお年寄りで、目も足腰も弱っている。
哀愁・・・。
なぜか、その目は4人にNOBっちを思い起こさせるのだった。
わたなべさんの昔話とか、面白いお話を聞く。
車高が1cmだった伝説のリーダーとか、地獄のカーブにブレーキングなしで突っ込む
伝説の走り屋チームとか、いろいろ・・・。
わたなべさんもかっちょええ。
ぼくは車に詳しくないので、よくわからない。
なんだ、なにも知らないじゃん、ぼく。
わたなべさんのお父さんがそこの河で捕った鮎を持ってきてくれる。
さっそく焼く。
「伊藤家の食卓」かなんかでやってた「キレイに魚の骨を取る方法」を
わたなべさんが言ってくれたので、試す。
頭は取れたものの、背骨は見事に抜ける。嬉しい。
みんなは失敗。残念。
清家さんに「魚、キレイに食べるね。」と言われる。
そう言えば昔、友達にも言われたことがある。確かに頭と骨としっぽしか残らない。
ちょっと自分を見直したぼく。
午後のリバーサイド。
曇天だったが時々、晴れ間も見えて、良い風が吹く。
遠くで電車の音が響く。
まるで、春の遠雷のように。
穏やかな時。
気の合う仲間と楽しい会話。
いいね。
お話もだんだんバカ話状態に。
「4人でひとりの架空キャラ作って、BBS上に書き込ませるってどうよ?」
「めっちゃなんか、CGのこととか、詳しいの!」
「そうそう、なんでも知ってるの。LWもアニマスも、ソフイマも・・・」
「しまいにゃ仲間内の暴露本とか出したりして。」
「お前、何でそんなことまで知ってるんだ、とか、自分で書いて、そいつに抗議したりして。」
・・・うーん。バカ。
やがて、帰る時間も迫ってきたので、お開き。
後片づけもスムーズに終わり、ちょっとわたなべさんの部屋でくつろぐ。
わたなべさんのすっごい極秘資料を色々見せて貰う。
すげー、めっちゃいい仕事してる〜。はう〜。
一部はCG雑誌でもうすぐ記事になるので、見てね。
お薦めビデオとかも色々見せて貰って、いよいよ帰りの時間。
わたなべさんちを後にする。ほんとにお世話になりまくりで、ありがとうございました。
なりたさんの車で、多治見駅に。名古屋駅まで30分。
なりたさんトコと、わたなべさんトコって、ほんと車ですぐなんだ。いいな。
なりたさんに別れを告げる。
なりたさんにもほんと、お世話になりました。ありがとう!!
電車に乗る。
ぼくは即寝。清家さんに失礼だ、と思いつつ、ダメだった。
でも、なんとか名古屋駅では起きていた。
新幹線のほうが速いので、新幹線に乗ろうと思うが、
近鉄のほうが2000円も安かったので
帰りも近鉄特急。
座ったとたん、ぼくはもう爆睡。
清家さん、ほんっま、ごめんなさい。
メッチャ、退屈してたよね?すみません・・・。
で、大阪、上本町に到着。
清家さんのワンインチ裏拳で、叩き起こされる。
確か、怪鳥音も聞こえた気がする。
いわゆる怒りの鉄拳であろう。
天理ラーメンを喰って帰ろうとするが、見つからない。
しかたなく、そのへんのラーメン屋に入って喰う。
マズイ。
ややローテンションで地下鉄に乗る。
性懲りもなく、ぼくはまた寝る。
かかと落としを食らう。
・・・と言う夢を見て、飛び起きる。
不審人物。
天六で清家さんと別れて、淡路に。
そんまま、ばったり。
しかし、もう、ぼくの人生の中で、かなり楽しかった事ベスト3に入る日々でした。
他の2つはわかんないけど。
本当にみなさん、ありがとうございました!
また、機会があればよろしく御願いします!