Oさんとの会話。
やまもと「ウチの彼女、関西人なんですが、食べ物はあんまり関西人ぽくないんですよ」
O氏「へぇ・・・」
やまもと「まぁ僕はやっぱりちょっとアレは食べられないんですが・・・」
O氏「・・・最近、夕食はご一緒されました?」
やまもと「ええ、そうですね、ウチで・・・」
O氏「その指輪・・・ご結婚されるんですよね?確か10年越しの恋愛結婚だそうで・・・」
やまもと「あ、え、ええ・・・そうですけど、それがなにか・・・?」
O氏「・・・あなたはウソをついている。」
やまもと「な、なにを・・・?!」
O氏「あなたはその嫁さんになるひとを愛している。
だから、あなたはその愛する彼女の奨めで、つい夕食にアレを食べてしまった!
そうですね?!」
やまもと、驚愕の表情。
そしてそのあと、がっくりと首をうなだれ、地面の一点を見つめながら
「くっ・・・アレは、納豆は!オレに喰われるべきだったんだ・・・」
O氏、厳しい表情の中にも優しい目の光。
やまもとの背中を軽く叩いて
「あとは署のほうで聞こう・・・」
わたしがやりました感漂う新緑の夕暮れ。
眠かった。
だから、朝までにご飯が炊ければいいや、と思って
無洗米を入れて、水を入れて、炊飯器をセットして、寝た。
朝起きて、炊飯器を開けて見てみると
それは得体の知れない物になってしまっていた。
上の方は乾いて、じゃりじゃり。
底の方はすでに餅。
どうも、炊飯器のスイッチを間違えて
保温
で、ほったらかしにしてしまったようだ。
とりあえず、食べてみた。
激 マ ズ 。
しばらく、ダイエットが進みそうだ。
以前作った生春巻のタレで使った、
鷹の爪が余っているので
チキンマカロニサラダに入れてみた。
鷹の爪と言うのは、いわゆる赤唐辛子のこと。
唐辛子よりさらに小さく、辛く、真っ赤で乾燥している。
それを1つ取り出し、中の種を捨て
指で細かくちぎって、パラパラと振りかける。
うん、旨し。
辛味が、あっさりしたササミにベストマッチ。
しかし、鷹の爪って小さいのにすんごく辛いねぇ。
1つ入れるだけで充分だよ。
一緒に作ったお味噌汁もおいしかったので、
ほくほくぱくぱくとご飯を頂き、
デザートにブルーベリーヨーグルトまで食べて、かなり満足。
ちょっとゆっくりしてから、さぁ寝ようと思って
ベッドに入り、なにげな〜く
目を、指でこすった。
・・・
カプサイシン・アタック炸裂。
説明しよう!
カプサイシンとは、唐辛子に含まれる辛味成分のことである!
これは、辛い種類ほど多く含まれているもので、
最近では痴漢撃退用スプレーにも使われているのだ!!
・・・
「つらい」と「からい」が同じ漢字である理由を
身を持って知りました。
ぬぉぉぉーっ!!めぐすりはどこだーっ?!
しばらくステータスは、くらやみ。
ブロッコリーってかたいよね。
で、思い切って圧力鍋なんか使ってみた。
この圧力鍋は、亡き母の遺品で
一度も使われていなかったものだ。
料理好きだった母が地震のあと、
少しお金のあった時に、思い切って買ったのだろう。
実際には母に料理をする体力・気力はなく、
また父も施設から出られるわけでもなく、
僕も、仲がよいワケではなかったので、めったに会うこともなく・・・
部屋で独り、母はこれで作れる料理を夢見て、
ただただ、眺めていたのではないか・・・
などとちょっと感傷的になってしまい使えなかったが
使うほうがきっと母も喜ぶだろう、と思い使ってみた次第。
さて、開始。
ブロッコリーと小松菜、キャベツ、インゲン、豚バラ(スライス)を
コンソメスープの素と一緒に入れて、
激重いフタを、ごごごっ!がきっ!っと閉め
強火で煮始める。
3分ぐらいして、シューシュー言い出すので
圧力スイッチ、オ〜ン!!
以下、弱火で3分ほどほっとく。
圧力かかってますよインジケータが
徐々に押し出され、上がってくる。
・・・ぐ・・・
ぐぐぐ・・・
ぐぐー・・・
・・・怖い。
でも、3分するとインジケータが下がり、
開けても大丈夫になったので、開けてみた。
すごい!
ブロッコリー、箸で持てないくらいに柔らか!!
っちゅーか、3分は煮過ぎのもよう。
科学の力、万歳!!
でも、この体力作りができるほど重いってのは
どーにかならんのか?!
普通に名の通ってる増量タイプの
カップラーメンが100円だったので、買ってみた。
喰ってみた。
えっ・・・
なにこれ。
不味いよ?
こんなに不味かったっけ?
なんちゅーか、普通に不味い。
気分が悪くなり、とても全部は食べきれず、
汁はトイレに、残りは生ゴミになった。
・・・不味かったから100円だったの?
トラップ?
運搬用車両?
それはトラック。
温泉で体に良くて美味しい物を食べてから、
ウチでも何か副総菜として、体に良くて美味しい物を、と思いました。
そもそも副総菜を食べない生活だったので
それを改めようという意味もあります。
で、手の込んだ物はやっぱりしんどいので
簡単に・・・と、思い付いたのがサラダ。
もやしをメインに、サラダ菜を敷いて、上に
ちりめんじゃこ、ねぎリング、大根おろし。
そこにポン酢醤油と、おろししょうが。
おお、これはいけるんちゃう?!
パク!!
もぐもぐ・・・
・・・
ぐはぅ?!
・・・もやしの湯通し忘れてました。
後味、悪ぅ〜。
朝の寝起きはとりあえず、水分を補給しないといけないと
言うことから、いつも白湯か、お茶を飲んでます。
今日の朝も、いつも使ってるコップの中身を見て
単純に「お茶が残ってる・・・」と思いました。
そこで僕は最適化された動作で
ポットのお湯を注いで、一気に
ごくごくっ!
・・・
う゛ぉは・・・っ!!
・・・コップの中身は昨日のビールの残りでした。
胸の奥にアルコールが沁みていきました。
色んな意味で。
今年の最初は、僕の誕生日に彼女と作ったヤツ。
とりあえず、レシピが解らなかったので
ググってポン。
生春巻きは
ささみ・むきえび・きゅうり・にら・ビーフン・大葉などを
生春巻き用の皮に包んでオッケー。
生春巻き用の皮は
そのまま使える乾燥してないものがあったのでそれを使う。
便利な世の中。
タレに
酢・コチジャン・鷹の爪・にんにく・砂糖を
まあ酢を多めに適当に混ぜてオッケー。
餃子は
豚挽肉200g・にら2束・白菜1/8・にんにくそれなり・生姜それなり
ってな分量で、塩胡椒で味を見ながら混ぜ混ぜ。
タレは
酢・醤油・ラー油をまあ、適量混ぜて。
ちなみにこの2品の仕込みは前日にやっておいた。
さて、それぞれの皮に包む。
2人に分かれて、僕は餃子を、彼女は春巻きを。
最初のひとつはどちらも僕が包んでみる。
はみ出しまくり。
予想された結果であった。
「ちょっと具が多かったみたいやね」
と言いつつ、それなりの量で、と言う形でお互い作業に入る。
・・・
やがて、料理ができあがる。
・・・
太巻きと豚まん!!
嗚呼、どーしてこんなことに。
正確には
透明な海苔で巻いた太巻きのような、野太い生春巻きと
肉詰め過ぎで弾けそうな、丸い餃子。
でも、味は悪くなかったのでちょっと食べ過ぎ。
やっぱり独りで食べるより、遙かに美味しく感じる・・・。
幸せ♪